テストの過去問
豊中の塾 マイルストーンズ です.
ひさしぶりに(?)勉強のお話です.
定期テストの過去問
教室長ウリュウ(以下ウ):何の話やっけ?
副教室長スミノ(以下ス):前回の続きです.
ウ:学年末テストも終わって,タイミングもいいですね.
ス:今回のお話は「定期テストの過去問をストックしない・生徒に配らない理由について」です.
ウ:事前にやっておけば同じような問題が出るかも,という期待があるのかもしれませんが・・・そういう期待に対して,それほど役に立たないからです.
ス:特に英・国は,教科書が変わると文章そのものが変わりますからね.
ウ:カリキュラム変更もあるしね.新中3の英語は仮定法が入るみたい.
ス:それは大きな変更ですね.
ウ;じゃ,そのテーマは後日,ってそればっかり言ってるな.ブログのタイトルを『その話はまた今度』にしようか.
定期テストの過去問を配布しないのは,『過去問をやってもトクする可能性はそれほどない』のと,『過去問がなくても点をとれるように勉強しようね』という私の方針からです.
ス:ウチの生徒は定期テストの過去問なしでも点数取ってきますから.ちなみに,過去問を解くことは,別にいいんですよね.
ウ:うん,OKだと思います.安心できるなら,やってもいい.配布してる他の塾に行ってる子にもらって解くとか,上の兄ちゃん姉ちゃんのをもらって解くとかですね.私たちは重視していません.どっちでもいいんじゃない?というスタンスです.
ス:定期テストの過去問が『お宝』みたいになってる子もいましたよね,昔.
ウ:何か3年前のがイイらしいぞ(笑)とかね.担当の先生が学年一巡して,同じ問題使い回すから,とか言ってる生徒,昔いたなあ,そういう『情報集め』がメインになって勉強しないの(苦笑).まあ,『裏技』とか『抜け道』を探すことがゲーム感覚で楽しいんでしょう.勉強して自分を鍛える,という価値感からはズレてますけど.
ス:定期テストの問題を生徒が持ってきたら,一応,チェックはしますよね.
ウ:『さらっと』見ます.問題量とか問題作成の上手い下手とか難易のバランスとかを. あとは生徒がテストで落とした問題を確認するくらいかなあ.いっしょに見ながら,盛り上がるために使ってます.
ス:パーティーグッズみたいですね.テストの反省会は明るくしましょう.
入試問題の過去問
ス:ウリュウ先生,受験生の時は『赤本』解きましたよね?
ウ:やりこみはしなかったです.入試前に『さらっと』.
ス:また『さらっと』ですね.
ウ:どんなレベルの問題をどんな感じで出すのかな,一応見とくかー,程度で.
ス:じゃ,入試対策授業とかは・・・
ウ:ないない(笑),そういうのあったのかもしれないけど,受けてないです.
ス:さあ,そろそろ共感が難しくなってきたぞ(笑).
ウ:勉強はしましたよ.何かに特化した対策,という意識がなかっただけで.
ス;世代的にはあったでしょ?『傾向と対策』みたいな教材とか授業とか.
ウ:それね~…私のは昭和の感性,というか,それ以前の感性かもしれないから,口にするのも不安なんだけど.そういう,点取るための問題分析とかそれに沿った対策とかってなんか…
ス:なんか?
ウ:いやあ…セコくないか?って思ってました.
ス:はあ?…うーん.そうきたか(笑)これは塾長個人の『過去の』感想です.対策は別にセコくないですからね.…しましょうよ,対策.
ウ:そういうことにアタマ使うより,ガー勉強して,ダー試験受けて,グワーと点数取ったらええがな,と.
ス:まだ言うんか(笑).擬音の感じが大阪市内のおばちゃんですね.昭和の.
ウ:私は泉州出身です.
ス:もっと濃いがな…前のブログにあった『万全の対策』ですね.『オウ,入試かぇ!どっからでもかかってこいや~!』的な.
ウ:『さ~あ,テストくん,きなはれきなはれ,オモロイやないか~い,うひょひょひょひょ~』って…すごいアホみたいですね.
ス:今のは普通にアホやと思います.
ウ:私が個人的にそうしてきただけで,生徒への学習指導は別です.生徒には赤本,ガッツリやってもらいます.やりすぎない程度になら,分析だってしちゃいますよ~.
ス:よ~,って.軽いなあ(笑).
つづきます.
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