PRINCIPLES

入塾をご検討中の方は、以下の内容をご確認の上、お問い合わせをお願いします。


当教室は補習塾ではありません

・学習習慣がついていない/勉強をしたがらない お子さんを指導してほしい

・部活や習い事などで忙しく、『最小限の勉強時間・勉強量で成績を上げる『コツ』を知りたい

・短期間で成績を上げる『効率の良い勉強法』を教えてほしい

このようなご希望をお持ちの方は他塾をご検討下さい。


志望校合格は『ゴール』ではなく『スタート』

志望校に合格することは『ゴール』ではなく、今より高いレベルの学習指導に取り組む『スタート』であり、

勉強は、合格後のハイレベルな指導についていくための基礎トレーニングであると私たちは考えます。

高い精度を保ちながら一定の速度で問題を処理する能力、難問に取り組むスタミナや発想は、『相応の時間とリソースを、惜しみなく勉強に使える人』でなければ、手に入りません。

当教室は『進学後のハイレベルな教育に対応した量をこなすために、必要な時間をかけられる生徒』の育成をめざしています。


マイルストーンズの平均的な学習量

受講回数は最少で週2回です

1回の授業は90分 指導する科目は1科目のみです。

2科目受講する場合の平均的な宿題量としては

例)中学2年生

英語 小テスト:教科書本文の英作テスト1ページ分

   宿題:文法問題集6ページ(1ページにつき小問20題程度)

数学 小テスト:計算、あるいは前回の授業内容の確認テスト

   宿題:問題集6ページ以上(1ページにつき小問15〜30問程度)

です。

当教室年の生徒の多くは、この量を『多い』とは感じていません。

『宿題をしてこない・一部してこない』『宿題を持って来ない』『宿題の質が低い』『講師の指示・講師との約束を守らない』生徒は、年度途中でも保護者様にご報告の上で退塾して頂く場合があります。


マイルストーンズは、『勉強すること・考えることを楽しむ』塾です。

指導が厳しい・宿題が多すぎる、というご意見をいただいたこともなく、授業中に生徒の笑い声が聞こえることも少なくありません。

現状の成績に関わらず、『勉強は面白くない』『本当はできるだけ勉強したくない』というお気持ちが強く、勉強することに嫌悪感を持つお子さんは、入塾なさっても長く続きません。

上記の内容について、生徒本人と保護者様の間で、しっかりと意志を確認した上でお問い合わせ下さい。


近年、『効率よく』勉強したいというご相談が増えました。

例)『学校や塾の他に、家庭学習に毎日2時間程度かけている』にも関わらず、成績が伸びない

この場合は『効率のよくない勉強』をしている可能性がありますので、『効率の良い勉強法』を探っていくことは可能です。

しかし最近、『効率よく』勉強したいという希望をお持ちの方のお話を伺っていると、

・勉強以外の活動を優先して『勉強する時間』が取れない、あるいは取りたくないので、『できるだけ勉強に時間を使わず成績を上げる・志望校に合格する方法』を教えてほしい

・受験まで時間がない状態での『短期集中指導』で特定の科目の成績を上げてほしい

といったご要望であることが増えました。

部活動や習い事の時間配分が多いことが理由で勉強時間が取れず、成績が伸び悩んでいる生徒さんには、部活動をかえたり習い事の数を減らすことをお勧めしています。


当教室では、『勉強時間・勉強量をできるだけ少なく、あるいは短期間で点数を上げる』指導ではなく、『適切な時間をかけて、安定した問題処理能力を維持する量で』指導を行います。



実用英語検定(英検)準2級・2級の受験指導

当教室では、高校・大学入試での利用を目的とした英検受験は推奨しておりません。

英検合格『のみ』を目的とした『対策』授業をご希望の方は、他塾をご検討下さい。


これまで当教室において、高校・大学入試で有利である、という理由で英検の指導を望まれた方は、全員が途中で脱落しています。

英検に『ただ合格するためだけ』の『傾向と対策』を中心とした指導ではなく、高校レベルの『正統的な英語の学習指導』を実施しているからです。


当教室で英検の受験指導を希望されるには、以下の条件をクリアしていただきます。


準2級(指導期間:1~2年。短期の指導はお受けいたしません)

中学3年生までの英文法・長文・単語のテストで90%以上の正解率があること。

高校1~2年レベルの文法書(英検対策に特化した浅い教材は使用しません)を利用した指導についてこれること。


2級(指導機関:1~2年・短期の指導はお受けいたしません)

高校2年生レベルの英文法・長文・単語のテストで90%以上の正解率があること。

高3レベルの文法書(英検対策に特化した浅い教材は使用しません)を利用した指導についてこれること。


英検についてブログの記事がございます。こちらをごらんください。


指導方針


高次元での学力バランスをめざしています

優秀な学習者に必要な要素は次の6つだと考えています

1『正確さ』スペルミスや計算ミスなどのケアレスミスが最小限である

2『スピード』自分のペースではなく、試験で要求されるスピードで問題を処理できる・時間切れにならない

3『安定性』一度学習したことは忘れない・気分のムラがない・授業の情報を安定して吸収できる

4『創造性』公式や構文などの基礎知識を応用し、未知の問題にも応用できる

5『スタミナ』必要な学習『量』や『時間』に耐えられる・集中が切れない

6『効率の良さ』学習時間や量の配分・『思考』と『暗記』を高いバランスで両立できる


この6つの要素は次のように『対立』し、バランスを求められます


『正確さ』と『スピード』

『ゆっくりやれば正確』なのは当然ですね.スピードを上げても『正確さ』にブレがでない.


『安定性』と『創造性』

個性や独創性とは、『まず基礎が安定している』という土台の上に『未知の問題』に取り組む能力だと考えています.


『スタミナ』と『効率のよさ』

効率追求は悪い事ではありませんが,効率を追求するあまり、基礎の積み重ねを軽視する人が増えています.『暗記』や『量』をこなすことは『思考停止・根性論・ムダ』だと考え、『テクニックや裏技』的なものばかり教えてもらいたがる生徒が最終段階で『頭打ち』をするのは、スタミナ不足によるであることが多いです.


効率の悪い学習イメージ



昭和の受験勉強に対するイメージは,とにかく『量をこなす』『長時間勉強する』でした.そのスタイルの勉強法に対して『無個性』『独創性がない横並び』『非効率な根性論・精神主義』という批判がおこります.


近年の生徒に見られる傾向

結果として

『暗記する』『大量の問題演習』『長時間の勉強』は『丸暗記型の思考停止』

『暗記よりも思考』『なぜ?という疑問,生徒の個性を大切に』『量より質』

『ムダのない・効率の良い勉強法』『勉強時間を減らし,成績は最大限に』

といった『逆のトレンド』が生まれました.


基礎トレーニング不足は『スピードの低下』『スタミナ不足』『安定性の低下』『ケアレスミス』の原因となります.

応用問題やテクニックの運用は得意だが,ケアレスミスが改善できない.自分のミスに気付かず,修正できない…


上位グループにいながら、平均95点を超えられない生徒の中にも,このようなバランスの生徒が増えています.


マイルストーンズの指導イメージ

マイルストーンズは

その日のコンディションに関係なく、安定した『正確さ』と『精度の高い』処理を

自分のペースにしばられず、与えられた条件に対応できる『スピード』を

その場限りではなく、いつでも『安定』した知識の定着を

手持ちの『知識』で、未知の問題や想定外の状況に対応できる『創造性』を

知的興奮や刺激は少なくても,重要な土台となる基礎演習や暗記を続ける『スタミナ』を

『スタミナ』だけに頼らず、工夫と『効率化』を続けるしなやかな柔軟性を

全ての生徒たちに指導しています.この一見,何の特徴もない『王道の指導』を続けること.

『全方向に高次元のバランス』を目指す、マイルストーンズの指導方針です.