臨時オンライン授業、やってまーす。
豊中の塾マイルストーンズです.
新型コロナウイルスの影響で、ついにマイルストーンズも初の『オンライン授業』に.環境設定やら、慣れないオンライン授業の準備などで、ブログの更新がストップしておりました.その辺の言い訳も含めて、毎度の対談形式でお届けします.
教室長ウリュウ(以下ウ)遠いなこれ(笑).
副教室長スミノ(以下ス)柴犬7匹分くらい離れてますからね.
ウ:何やその単位は.まあ大きな声で話しましょうかね.
ス:オンライン開始まで色々ありましたねえ.
ウ:うん.政府が『緊急事態宣言』を出せるようにしようか、って話をしだしたあたりで『そろそろ準備しとくか』って思ってたらそこからバタバタバタっと世の中が動きましたからね.
ス:ウチは今回の休業要請対象施設ではないんですよね,面積が100㎡未満なので.
ウ;うん.窓もめっちゃ多い、てか壁がもう窓だらけ.全開したらほとんど屋外レベルじゃないか、っていう通風が確保できます.
ス;上にモノ置かないと、プリント飛びまくりますからね.まだ寒いし(笑).
ウ:学校が休みなので生徒に早く来てもらうことで時間帯をずらして、講師1名・生徒2名の授業を最大2組までにして、マスクした生徒が教室の端っこと端っこに分かれて座って、マスクした講師が生徒の間を動き回るという(笑)授業.楽しかったけどね.
ス:それでもあえてオンラインにするまでは、悩んではりましたよね.
ウ:オンライン授業はね、2000年のアタマにネットの速度が上がった時から考えてたんですよ.不登校の子もいるしね.でもやらなかった.オンラインは生徒が問題解いてるノート、解いてる生徒の筆記具の動きとか,辞書で何を調べてるんだろうとか,教材のどの辺見て困ってるのかとか,生徒が問題のどの辺を見てスタックしてるのか、っていう『横にいないとわからない重要な情報』が見えないからね.細かい話なんだけど,授業って,ただ板書書いてノート取らせて,しゃべって問題解かせて答え合わせして終わり,みたいな『単純な外側』だけじゃない.その場に一緒にいて発生する空気感の共有も含めた『ノンバーバル』な情報が取れないなあ,と.細かい生徒の動きと反応に合わせて指導の速度とレベルを微調整してる私なんかに言わせるとね,簡単に『授業?オンラインでできんじゃね』っていうのは授業の『単純な外側』しか見てないから言えるんであってね.まあ受講側が意識の高い社会人教育とかなら,オンラインも有効だと思うけど.あと『パッと』思い付きで『じゃこの教材やってみる?』みたいなアドリブが効かない.生徒の家にある教材とこっちの手元にある教材が限られるからね,どうしたって.だから今までオンラインはやらなかった.でも仕方ないね.
ス:安全面を考えたら,100%感染しない,という保証はできませんし.
ウ:そうそう,個々に聞いてみると保護者の皆さんの中には『教室を開けてもらえるんなら,通わせたい』っていう方のほうが多かったんですよ,実は.オンラインにすると生徒の外出する機会も減るし,ここまで長期化すると家族以外の人間と会う時間ていうのも大事だしね.ただ少数でも『家にいてもらうほうが安心』っていう声があったんで,そこは尊重したかったんです.
ス:九州地方の個別指導塾で感染が出たんだよね.あれが決定的でしたね.でも先生,割と早い段階でオンラインの準備はしてましたよね.
ウ:うん.『ZOOM』で環境設定して操作の予習して,生徒用にアプリのダウンロードマニュアルまで作って,よっしゃOKと思ったその日の夜に『セキュリティの脆弱性』がニュースに出ちゃって全部一回チャラにした(笑).あれ4月のアタマだったかなあ.
ス:で急遽,他のアプリに変えて,生徒にデモンストレーションをして,保護者様のご希望を伺って,テスト接続をして…でも生徒の適応能力の高さはさすがでしたね.
ウ:今どきの子にスマホのアプリ使わせたらオトナなんか,かないませんって(笑).
ス:環境も変わったのに,みんな積極的に勉強してくれますね.笑うべきところは笑い,真面目にやる時はビシっと.私,オンライン授業楽しいですよ(笑)いい生徒に恵まれて私たちはシアワセですよ,ほんと.
ウ:ほとんど教室でやってる空気感は再現できたかな?ありがたい話です.
続きます
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