指導者として
こんにちは。副教室長の角野です。
「小出義雄さん」がお亡くなりになったそうです。
小出さんは、オリンピックの女子マラソンのメダリスト・高橋尚子さんや有森裕子さんを指導されたことで有名です。
ランニング(スポーツそのもの)に興味がなかった頃は、全く存じ上げなかったのですが、自分も運動をするようになって、この人の本にはお世話になりました。
教え子さんに、「やる気を出させる」指導で有名だった小出さん。
選手の良いところを褒めて伸ばす、優しいことばをたくさん持った方だったのでしょう。
運動ド素人だった私も、本を読んで「これでいいのか!」と自信が持てたのを思い出します。
…そうそう、そういえば。
約20年前。
マイルストーンズの講師として採用された際、最初の研修で(あるんですよ!)『1分間で、生徒を褒めることばを思いつく限り書きなさい』という課題がありました。
当時は、ホワイトボードの3分の2くらいまでしか書けませんでした。
先生として生徒さんと接していくうち、その生徒さんには来た時より元気に帰ってもらいたくて、授業中にとにかくたくさん、前向きになってもらえることばをかけるようにしました。
最近もう一度、1分間でことばを書き出してみると…ホワイトボードが足りなくなりました。
20年で、数が倍増しました。
生徒さんと接して、私が教わったことばの数々。みんなと接してなかったら、こんなに柔軟にはことばを選べなかったと思います。
何歳まで塾の先生で居られるかはわからないけど、これからもしばらくは、生徒さんをサポートする影の脇役として頑張りたいと思います。
改めて、よろしくお願いします。
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