令和の『こころ』
豊中の塾マイルストーンズです.
昨日,大学に入学した卒業生3名から別々に,教室ご訪問のリクエストをいただきました.ありがたいことです.授業時間の関係上,先にアポイントをいただいた男子2名を優先させていただきました.Mさんごめんね.夏休みごろに来てくれるそうで.楽しみにしてまーす.
男子2名のうち1名は関西圏、もう1名は東京の大学に進学.どちらも良く勉強する優秀な生徒です.
話題は始まったばかりの大学の講義や寮生活,自動車教習所やアルバイトやサークルなどさまざま.スミノ先生と4人でけっこう盛り上がっておりました.
で,ちょっとした話の流れで『高校時代,自分の彼女が,親友だと思っていた男子に…』という,ハードな話題に.
『ホンマ,死にそうでした(笑)』←もちろん冗談です.
『おいおい夏目漱石の小説かよ』
『あ,俺,Kやん(笑)』
『あかんあかん,わははははは』
こういう返しがすっと出てくるのが、ちょっと嬉しい.私は去年,彼に現代文の授業3回分を使って『こころ』の解説をしたことがありました.
『そういえばちょうど,元号が変わったな』
『え,そっち?(笑)』
『先生?(笑)』
『タイミング良すぎ(笑)』
『いや前の天皇は元気やし(笑)』
彼らと『夏目漱石の小説』を『共通のネタ』にした冗談で笑いあえるとは思っていませんでした.
小さなことですが,高校の一時期,しっかり勉強した生徒でなければ反応できない冗談です.こういう冗談が通じるようになったか…成長したなあ…
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